タチツボスミレ
春はすみれ。山でよく見るのは…
’02. 5.15. 浅間山登山道にて 道沿いに咲くタチツボスミレ…
’05. 5.21. 新潟・米山にて 落ち葉の中に咲く青っぽい花…
’05. 4.17. 福島・棚倉にて 枯れ草の中の花は赤みがあって濃いめ…
’04. 4. 9. 上田・太郎山にて 乾燥した砂礫の花の色は薄め…
’05. 4.18. 埼玉・高麗神社にて 境内のユキノシタやヤマエンゴサクとともに…
’04. 5. 3. 長野・白馬にて 古い木の切り株の上で咲く…
’05. 4.17. 栃木・那須塩原 桜の巨木の幹の窪みで咲く…
’02. 5.24. 新潟・金城山にて 岩の隙間で咲く…
’08. 5. 2. 愛媛・東赤石山にて 花びらが7枚…
’12. 4.24. 群馬・岩櫃山にて 春の野にたくさんの花…
山では普通に見る花。改めて自分の撮った写真を見直すと、花の色の変化もあるし、生えている場所もさまざまです。品種、変種などの近縁の仲間や、別種とされてもタチツボスミレ類とされるものもあります…
桜
暖か過ぎて今年の桜前線は早足。もう長野でもその気配。近隣の桜…
’05. 4.22. 佐久・正安寺にて 夕暮れ時のシダレザクラ
’04. 4.15. 望月にて 大井家のエドヒガン
’06. 4.30. 佐久にて 満開のシダレザクラ。特に名前をつけられてはいない…
さらに近くで撮ったもの。あちらこちらに桜の花が目立つ…
’05. 4.24. 小諸にて 懐古園のコモロヤエベニシダレ。日暮れの頃…
’04. 4.14. 御代田にて 旧中山道小田井宿・宝珠院のシダレザクラ
’05. 4.25. 御代田にて 住宅地にあるシダレザクラ。夕暮れ時…
’05. 4.24. 佐久・長野牧場にて 下の写真も
多くの桜が咲いて、結構賑わう…
’09. 4.22. 御代田にて 旧中仙道の一里塚の上のシダレザクラ
春は霞。すっきりした青空の日は少なく、今年のように暖かいとあっという間に散り始めて、思うように撮影できなかったりします。でも有名な桜も名もなき桜も、南でも北でも、里でも山でも、本当に日本中あちこちで桜が咲くので、思わぬ絶景にめぐり合えたりもするのです…
ニリンソウ
雪が消えると咲き始める山野草…
’05. 5.16. 白馬村・姫川源流にて 下の写真も 林床に咲く小さな花…
だいたい2輪くらいずつ花をつけるニリンソウ…
’02. 5.22. 長野県栄村・佐武流山にて 夕日を浴びて今日は一旦花を閉じる…
’16. 4.19. 奈良県・伯母子岳登山口の人里近く。少し人の手が入っているか…
’06. 4.16. 栃木県那須町芦野にて ちょっと湿った裏山などに群生していたり…
’13. 5.12. 佐久市・平尾富士にて 花びらに見えるのはがく片…
’17. 5.31. 佐渡島にて 下の写真も
キンポウゲ科イチリンソウ属。ハクサンイチゲなどともよく似ている…
’07. 5. 5. 秋田県鹿角市にて 寺社の境内、渓流沿い…
’04. 5. 4. 姫川源流にて 見事な群生…
山麓で見かける春の花。よく群生するのですが、花が小さくてまばらな感じ。ちょっと撮りにくい。でもそれがニリンソウらしさか…
ヤマエンゴサク
これから次々咲きだす春の花。早いのは…
’16. 3.23. 長野県千曲市にて 以下の写真も
広がり、色付き、膨らみ始めるつぼみ…
そして花開く…
小さな花たちのかたまり…
’12. 4.25. 群馬県中之条町にて 面白い姿。でも遠目には目立たない…
’06. 4.30. 長野県南相木村にて 葉は変異が大きい…
’05. 4.29. 群馬県長野原町にて こちらは葉の裂片が細長い…
’05. 4.18. 埼玉県日高市にて 盛りを過ぎた群生。ジロボウエンゴサク?
’07. 5. 1. 秋田県鹿角市にて こちらはエゾエンゴサク…
’07. 5. 6. 岩手県八幡平市にて 赤みの強いエゾエンゴサクの花とつぼみ…
ケシ科キケマン属。エンゴサクの仲間は塊茎を作る。それを乾燥させたものを延胡索と呼んで、漢方で鎮痛などに用いる…
カタクリ
暖かい日が増えると、春の花が咲きだす…
’09. 3.25. 葉に包まれるようにして、カタクリのつぼみが現れる…
新潟県・角田山にて 咲き始めても雪は降る…
以上3枚同じ日 咲き始め…
’04. 5. 4. 長野県・姫川源流にて フクジュソウに続いて、カタクリも咲き始める…
’05. 3.24. 埼玉県小川町にて 花びらが白っぽい。かなり開く…
’05. 5.17. 長野県小谷村にて 花びらが反り返るように咲く…
’04. 5. 3. 長野県白馬村にて 人の手が入ったかのような大きな株…
’05. 4.17. 栃木県大田原市にて 巨木を巡って出会った花…
’11. 4. 5. 群馬県高崎市にて 人に守られた群生地でのびのび育つ…
’05. 4.29. 群馬県長野原町にて カタクリは盛りを過ぎ、ヤマエンゴサクが…
人里でも山でも見られるので、長い期間見られる印象があります。種からだと花が咲くまで何年もかかり、その後時々休みながら、十数年生きるといいます。休むというのは花を咲かせず、栄養を蓄えることです…