スミレサイシン
雪の多い日本海側に分布するスミレサイシン…
’04. 5. 3. 奥裾花自然園にて 雪が融けると咲き出すすみれ…
’05. 5.16. 姫川源流にて 5月に見られてもむしろ早咲き…
まとまって咲いていることもあります…
’09. 5. 3. 秋田県由利本荘市にて 個体差があり、赤みのあるものもありますが…
’05. 5.21. 米山にて 白い花はシロバナスミレサイシンと呼ばれます…
’15. 4.27. 笈ヶ岳にて 花の頃は葉が広がっていないことがよくあります…
後ろに見えるカタクリなどと、一緒に咲いていたりもします…
’11. 7. 6. 長野県小谷村にて 花が終わってから、葉はかなり大きくなります…
’15. 4.30. 猿ヶ馬場山にて 大きな葉がウスバサイシンに似ている…
それでスミレサイシン。太くなる根をすりおろして食べたりもするらしい…
雪国のすみれ。日本は南北に長い島国。そして山国。いろいろな気候帯に対応してすみれは種分化していったらしい。姿を変えずに広い地域に分布する植物もあり、特定の地域にだけ生き残っている植物もあります。多様な植物に出会えるのは、結構楽しいものです…
エイザンスミレ
桜の季節はすみれの季節。日本はすみれ王国。種類が多い…
’04. 4.21. 山梨県・茅ヶ岳にて つぼみ
山登りでは先に花、登ってつぼみに出会ったりします。季節逆行…
’04. 4.15. 群馬県・鍬柄岳にて 白っぽい花…
’05. 4.29. 群馬県・長野原にて 赤みの強い花…
’05. 4.21. 埼玉県・大霧山にて 時に群生して…
たくさん見ても普通はぽつりぽつり…
’05. 4.22. 群馬県・御堂山にて 最大の特徴は切れ込みのある葉…
’09. 4.15. 群馬県・黒滝山にて 大きめの花で、香る…
’04. 5.26. 長野県・浅間山登山道にて 花は少し早咲き。でも…
’95. 5.26. 浅間山登山道にて 標高などの条件で長く見られたりします…
早い時期から山歩きをする人には馴染みかもしれません。でも一般的ではないか。すみれらしからぬ特徴的な葉は、花がなくても慣れてくればすぐ分かります。在来のすみれの中では派手な方。被写体にはしやすいかもしれません…
桜咲く
春の陽気に誘われて、世間ではもう花見気分…
’05. 4.17. 福島県にて 安養寺の桜。やっと咲き始めた…
’08. 4.12. 福島県にて 昌建寺のシダレザクラ。こちらもほぼつぼみ…
’07. 4.12. 長野県にて 福王寺の桜。やはり咲き始め…
’07. 4.24. 福王寺の桜。随分長く咲いている…
’07. 5.13. 北海道にて 芽吹きの頃の野生の桜…
’07. 5.20. 北海道にて 野付の千島桜。やっと桜が咲き始める…
’06. 4.12. 岐阜県にて 根尾谷淡墨桜。推定樹齢1500年の桜の開花…
’10. 2.27. 福岡県にて 宮地嶽神社。早咲きのカンヒザクラ…
長野県小諸市に住んでいると、ニュースで聞く桜の開花宣言は実感が湧きません。でももっと早く咲く桜もあるし、まだずっと先に咲く桜もあります。地元にいればわずか1週間ほどの楽しみ。少し動けば、結構長く楽しめたりもします。心騒ぐ季節になってきました…
マンサク
少し縮れたリボンのよう。花びららしくない…
’18. 1. 3. 群馬県甘楽町にて もう花。背後のつぼみもほころび始める…
’19. 3. 1. 長野県御代田町にて 植栽。シナマンサクらしい…
’11. 3.31. 中央アルプスにて 雪残る山中に咲く…
陽射しもないせいか、冬と変わらないのに…
山の上では今が盛り…
1本の木にたくさんの花…
そんな木がたくさん…
まだ冬枯れのような樹林なのに…
’10. 4.10 福島県・裏磐梯にて これはマルバマンサクか…
山にはまだ雪。冬と変わらない気でいるのに、唐突に目に飛び込んでくる花。そんな印象です。花粉を運んでくれる虫はいるのでしょうか。それでも季節は進み、芽吹きや花の季節に。そんなことを教えてくれる花です…
冬の根子岳
厳しい寒さ。比較的晴れる内陸部も、山は雪化粧…
シュカブラの斜面を登り、間近に四阿(あずまや)山を望む…
その肩には浅間山も姿を見せる…
見下ろす菅平。その奥に長く続く北アルプス…
まばらな木々がモンスターのような樹氷になる…
善光寺平から飯山方面…
樹氷の彼方には名だたる山々…
蔵王の樹氷には及ばないものの、浅間山周辺ではなかなか見られない樹氷…
寒さを忘れて景色を満喫する…
2011年2月3日の撮影です。近隣でよく見るカラマツやダケカンバの樹氷は、枝振りが分かります。シラビソなど常緑の針葉樹で樹氷が発達すると、大きな固まり状になります。さらに発達すれば蔵王の樹氷のようになるのでしょうが、この辺りではそこまでの発達は見たことがありません…