キバナシオガマ
2012年8月3日、北海道の大雪山・白雲岳に登った時、気になるものが…
花の終わったあと。キバナシオガマらしい…
そこで2017年7月18日、再び白雲岳へ。前回より半月ほど早め…
登って行くとキバナシオガマが咲いています…
日本ではこの辺りでしか見られないものです…
でも結構咲いています…
枯れた上部は前回見た姿に似ています…
氷河期に分布を広げた植物が、温暖化に伴って高山に閉じ込められたもの…
北半球に広く分布するものの、日本では大雪山だけ…
氷河期の置き土産のような高山植物…
種類の多い高山植物も、分布域はそれぞれ違います…
日本や限られた地域で変化したり、分化したり…
広く分布しながら変化しないというのも、特筆すべきことだったりもします…
いろいろな花に出会える山を楽しみました…
図鑑に並ぶ花。こんな花もあるんだ。これは見たい。なんて思うことがあります。キバナシオガマはそんな花のひとつ。2012年に花の終わった姿に気付いて、5年後には少し時期を早めて訪ねました。エゾタカネスミレも見たかったし。この時は大感激。でもいつもうまくいくとは限りません…