季樹歳彩-写真歳時記

きぎさいさい

栗の花

1992年、小諸に引っ越してきた当時から庭にあった切り株。よくひこばえして、その内の数本を残してみる。何の木だろう…

f:id:notahiro:20180705104400j:plain2003年7月5日、大きくなって花をつけて…

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枯れて行く多数の雄花の付け根の方に、わずかに膨らむ若い実…

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まだ小さいけれど、いがになるのは分かる…

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7月20日、雄花の房は落としたものの、まだまだ小さい…

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いがは小さな虫に対する防御ではなさそうだ…

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8月25日、こうなれば誰が見ても間違いない、クリ…

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でもまだ小さい…

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10月2日、しっかり熟してイガが割れる…

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落ちたクリ。実が入ったのは3つの内1つ…

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収穫…

昔、クリの花が何故あんなクリの実になるのか不思議でした。多くの花が房になって咲いているという認識がなくて、房全体がひとつの花と思ってしまっていたのです。最初は何の木かも分からなかった切り株が、今は屋根を越える高さに成長しています。身近に観察すると小さな発見があります。今は盛んに雄花を落として、その房が雨に濡れています。今年も実りの秋が楽しみです…