栗の花
1992年、小諸に引っ越してきた当時から庭にあった切り株。よくひこばえして、その内の数本を残してみる。何の木だろう…
2003年7月5日、大きくなって花をつけて…
枯れて行く多数の雄花の付け根の方に、わずかに膨らむ若い実…
まだ小さいけれど、いがになるのは分かる…
7月20日、雄花の房は落としたものの、まだまだ小さい…
いがは小さな虫に対する防御ではなさそうだ…
8月25日、こうなれば誰が見ても間違いない、クリ…
でもまだ小さい…
10月2日、しっかり熟してイガが割れる…
落ちたクリ。実が入ったのは3つの内1つ…
収穫…
昔、クリの花が何故あんなクリの実になるのか不思議でした。多くの花が房になって咲いているという認識がなくて、房全体がひとつの花と思ってしまっていたのです。最初は何の木かも分からなかった切り株が、今は屋根を越える高さに成長しています。身近に観察すると小さな発見があります。今は盛んに雄花を落として、その房が雨に濡れています。今年も実りの秋が楽しみです…