10月の南アルプス
深まる秋。高い山では冬も近づく…
’89.10. 6. 雲絡む間ノ岳。まばらに新雪。奥には塩見岳…
’90.10. 5. 大井川源流の黄葉。紅葉は麓へ向かう…
稜線の先に聳える塩見岳…
’90.10.17. 大井川から蝙蝠(こうもり)岳へ。葉を落としたダケカンバ…
’90.10.18. 蝙蝠岳と富士山。塩見岳に向かう…
’90.10.19. 昨日登った塩見岳。遠く南アルプス北部の山々。出発の朝…
常緑針葉樹林の中に葉を落とした落葉樹。わずかに色を残す…
稜線を南に辿り、荒川中岳へ。振り返って見る塩見岳…
悪沢岳。荒川三山の東の峰。険しい北面…
’90.10.20. 赤石岳上空に現れた雲が、一気に発達して頭上に迫る…
巨大な山々が連なる南アルプス。テントや食料を担いで、そこで数日を過ごします。人も稀な秋の深い山。重荷に喘ぎつつ稜線に上がれば、素晴らしい景色が展開します…
10月の北アルプス
天高く、彼方の山も良く見える季節…
’88.10. 8. 薬師岳にて 山頂から北アルプス北部の山々を望む…
太郎兵衛平から夕日に映える水晶岳…
10. 9. 朝日に映える北ノ俣岳…
穏やかな日和。稜線漫歩。彼方の山々…
巨岩累々たる斜面を登り、黒部五郎岳の山頂を目指す…
昨日登った薬師岳。でかい…
10.10. 目指す鷲羽岳に近づく…
鷲羽岳を越え、水晶岳へ。辿った険しい稜線。その先に槍穂高連峰…
10.11. 山々を眺め、雲ノ平を行く…
1988年、百名山登頂を目指していた最終盤、5泊6日の北アルプス山行。折立から太郎兵衛平、薬師岳往復、黒部五郎岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳と稜線を辿り、雲ノ平・薬師沢・太郎兵衛平を越えて折立へ。天気にも恵まれた山旅でした。今頃の季節。今年は晴れが続かない…
もみじ
秋の彩り。紅葉。もみじ。でも、年々遅くなっているらしい…
’01.10.18. 裏磐梯・中津川にて 山あいの渓谷で色付き始める…
’06.10.22. 美ヶ原北麓・巣栗渓谷にて 午後の陽射しを受けて…
’06.10.28. 白山南方・赤兎山にて 北陸の山。赤や黄色に色付く…
’13.10.29. 群馬・迦葉山にて 沼田の信仰の山も秋たけなわ…
’13.10.31. 会津駒ヶ岳にて 山頂に向かう登山道…
山頂にはわずかに積雪。紅葉の見頃は中腹…
黄色い葉もあります…
’13.11. 1. 福島・新潟、御神楽岳にて 針葉樹林の緑と…
’08.11.13. 蓼科高原・横谷渓谷にて 逆光に映える…
’04.11.22. 奥三河・阿寺の七滝にて 山あい。でも標高は高くない。やっと紅葉…
年毎の天候で、紅葉は良かったり、悪かったり。そして年々遅くなっているらしい。温暖化の影響でしょうか。異常気象。今年は台風も多く、あまり期待でいないか。はっきりした四季のある日本。秋は紅葉。そうあり続けて欲しい…
きのこ
秋はきのこ。でも私はまったくの素人。ただ面白い被写体…
’13. 9.27. 埼玉・比企丘陵にて 落葉を持ち上げて…
’11. 8. 2. 那須連峰にて やがて柄を伸ばし傘を広げる…
’16. 7.21. 北陸・大笠山にて こちらは立派…
’12. 7.29. 北海道・カムイト沼にて 開き過ぎた?
’13. 8. 7. 中央アルプスにて ウスタケ。こんなのもある…
’12. 8. 9. 北海道・日高山脈にて こんなのも…
’11. 7.26. 群馬・谷川連峰にて こんなのも…
’12. 8.24. 飯豊連峰にて こんなものも…
’17. 7. 5. 群馬・岩櫃山にて これも菌類?キノコとはいわないか…
’13.10.29. 群馬・迦葉山にて 小さなキノコもよく見ます…
’17. 7.19. 北海道・日高山脈にて こんなのもある…
’11. 7.30. 福島・南会津にて こんなのも…
秋はキノコと思ったのですが、選んだ写真は夏のものが多くなりました。変わったものを選んでいたら、食べられそうなものはなくなります。一般に市販されているキノコの図鑑は、食べられるか、毒があって食べられないか、という視点で編集されているものが多くて、ますます名前の分からないキノコの写真ばかり。でも被写体としては面白い。見直すと結構撮っています。改めて勉強し直さないと。でも種類は多いし、それらを網羅するような素人向け図鑑なんて、あるのかなぁ…
コスモス
外来園芸種なのに、すっかり定着した秋の花…
’05. 9. 8. コスモス街道にて 佐久市内山峡。国道沿いの有名観光地…
’18. 9.18. 内山牧場にて
コスモスの写真はそれなりにあったはず、でもいまいち…
群馬県境に近い内山牧場のコスモスの写真を見たことがありました…
少し撮るつもりが、結局日暮れまで撮影…
写真を選んでいたら昔の写真は1枚しか残らず…
ほぼ一昨日の写真ばかり…
関東平野なら10月でも見頃…
標高の高い内山牧場でも、まだつぼみもあるのです…
ただ少し盛りを過ぎていたり…
雨風で痛んでいたり…
それでも、広い敷地に見事にたくさん咲いていました…
秋桜。きれいな漢字まで当てられて、すっかり日本の風物詩。メキシコ原産。各地でよく植えられています。自宅の周りでは、ほったらかしでも毎年花を咲かせます。日当たりがよく、少し乾燥していて、涼しいくらいの土地が好みなのかもしれません…
ヒガンバナ
猛暑でも冷夏でも、比較的ちゃんとお彼岸の頃に咲く気がします…
’13. 9.22. 埼玉県東松山市・小剣神社にて
小さな神社。目立たないくらい…
大群生地ともいえないくらい…
でも、いい塩梅で咲いています…
’14. 9.23. 埼玉県川島町・越辺(おっぺ)川の土手にて
ここはむしろ大群生地。それでも構図に悩みます…
’05. 9.25. 越辺川の土手にて
雨のしずくも美しい…
地元ではちょっと有名な場所…
’08. 9.27. 朝霧高原にて ぽつんと咲いていたのですが…
彼岸花。曼珠沙華。古い時代の帰化植物。有毒の鱗茎を水に晒して、飢饉の時には食べたらしい。お彼岸の頃に咲いて、よく目立ちます。まとまって咲くいくつもの花が、ひとつの花のよう。葉は花が終わってから。越冬して春に枯れます。ハミズハナミズ、シビトバナ…。地方名が500以上あるのだとか。気味悪く感じる人もいるようです…